女性の胸が垂れる原因の一つに睡眠が関係していることを皆さんはご存知でしょうか?
なぜ胸と睡眠が関係あるの?と思う方も多いと思いますが、実際にはとても深い関係があるのです。
胸が垂れる原因を挙げると、筋力不足であったり、クーパー靭帯が伸びていることや、女性ホルモンのバランスが崩れていることなどもありますよね。
でも毎日私たちが習慣としている睡眠を改めることで、バストアップに繋がる事例は後を絶ちません。
そして睡眠は良質な睡眠をとることでバストアップに重要な女性ホルモンの分泌が活発になるのです。
そのためにはカラダを冷やさないこと。カラダが温まっていれば良質な睡眠をとることができるのです。
ではカラダを冷やさないにはどのような方法があるのでしょうか?
バストアップと睡眠の関係とは?

ではここかたバストアップと睡眠の関係をみていくことにしましょう。
睡眠をしっかりとること、そして質を高めることでバストは変わりますよ。
女性ホルモンの分泌活性化
睡眠と女性ホルモンには深い関係があります。
まず、バストを大きくするためにはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが必須になります。
この女性ホルモンであるエストロゲンの作用が活性化するとバストの中にある乳腺の働きが活発となるためにバストのサイズが大きくなるのですね。
そしてこのエストロゲンは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きによっても左右されていることから、ポイントは成長ホルモン分泌がしっかり行われているかどうかにもよります。
良質な睡眠→成長ホルモン分泌→女性ホルモンであるエストロゲン分泌→バストアップ。といった流れが出来上がるのですね。
筋力合成
特にバストアップのために筋力トレーニングなどの何かしらの運動をされている人も睡眠はとても大切になります。
筋トレは筋肉にダメージを与え、時間とともに回復してきますよね。
特にバストアップに大切と言われているのは大胸筋や背中の姿勢を形づくる筋肉です。
これらの筋力が低下することで胸は垂れてしまうのです。
しかし、筋トレをしているのに睡眠はおろそかになっている人は意外と多い現実があります。
筋肉を効率よく形成するためには睡眠中に分泌されるこれまた成長ホルモンが欠かせないのです。
この成長ホルモンがタンパク質の合成を促進することから、筋肉の回復が早まり、バストアップ効果も続くということですね。
良質な睡眠とは?

では良質な睡眠とはそもそも何かをみていきましょう。長く寝ればいいというものでもありません。
時間と質の両方が大切なのですね。
7時間睡眠
良質な睡眠に含まれるものとして時間の考え方があります。
これは最低7時間睡眠と言われています。例えばダイエットをされている人で、同じ体重、体質、食べ物を食べて、睡眠時間だけを片方は4時間、もう片方は7時間にすると、後者のほうが確実に痩せます。
これは睡眠中にもカロリー消費をしているということなのです。
実は7時間睡眠をとると、約300kcal消費すると言われています。
逆に4時間睡眠程度ではその半分となるのです。すると1ヵ月では大きな差がつくことは想定できますよね。
バストアップしたい皆さんの中でダイエットにも取り組んでいる人は多くいらっしゃいます。
寝ないでダイエットすることはまず考えないほうがいいでしょう。
睡眠は他にも様々なものに働きかけます。人間の3大欲求の一つである睡眠はしっかりとりましょう。最低7時間が良質な睡眠時間と言えるでしょう。
湿度にこだわる
湿度や気温は睡眠と深く関係があるのです。気温に関しては24度。暑すぎず、寒すぎない適当な気温となります。
そして布団を被ることからもやや低めに感じる気温であることが睡眠の質を高めます。
よく夏のクーラーが効いた部屋で布団をかぶって眠ることを気持ちが良いと言う人がいますがまさに快適な温度であると言えます。
そして次に大切なのが湿度なのです。
湿度はだいたい50%をキープするようにしましょう。すると良質な睡眠をとることができます。
ジメジメする夏場や雨の日は、除湿機能をオンにして、部屋の湿度を下げておきます。
乾燥する冬場なら、加湿器を検討しましょう。エアコンをつけるとより乾燥するので、適度な水分を補いましょう。
寝る前にコップ一杯のお水を飲むのはそういう意味もありますね。
寝室が乾燥しているとインフルエンザなどにかかりやすくなり、体調を崩してしまいます。
また湿度が多いとカビの原因にもなりますからなるべく湿度の低い適度な部屋設定にしましょう。
するとこれまでの睡眠とは違った深くて良質な睡眠へと変わります。
バストアップには10時~11時の就寝を
バストサイズを大きくするためには10時~2時までのゴールデンタイムに寝ていることが重要です。
ホルモンの分泌量が増すためにこの時間の中で寝ておきたいもの。
バストサイズを大きくするホルモンである「成長ホルモン」と女性ホルモンの「エストロゲン」は、就寝後1時間程度の時にやってくる、最初のノンレム睡眠(深い睡眠)時に大量に分泌されることが分かっています。
そして更にノンレム睡眠を12時前後に入れるように就寝することが最も女性ホルモンの分泌が大きくなることがわかっているのです。
逆算していくと、遅くても10時半~11時くらいには寝ておきたいものですね。
特に睡眠不足になると太りやすくなる傾向もあるのでしっかり確保しましょう。
カラダを冷やさないこと
カラダが冷えた状態で睡眠に入ると、カラダの中では血液循環が悪くホルモン分泌が行き届きにくくなります。
ホルモンも血液によって運搬されるために血液循環不良を起こすカラダの冷えはも最も避けたい状況の一つであるとも言えます。
またカラダが冷えているとそもそも眠りにつくまでに時間がかかったり、睡眠の質は浅くなります。
これでは7時間の睡眠をとっても意味がありません。
カラダが温まっていれば血液循環が良好になりそして、バストアップだけでなく全身の代謝向上、リカバリー力が増えるのですね。
カラダを冷やさないためにできる就寝前のコツ

ゴキブリ体操

ゴキブリ体操というなんともネーミングがイマイチですが効果は抜群なんです!
これは仰向けになり、手と足を同時にぶらぶらさせるだけ。30秒間繰り返しやると3分後に身体が温まってくるのを感じます。
そして適度な疲れと血液循環を良好にし熟睡へと導いてくれるのです。
身体の中心に血液を集める目的で行います。すると身体の深部体温が上がるため安眠に繋がるのですね。
やり方の紹介
1 仰向けに寝ます
2 両手足を上に上げます
3 そのままぶらぶら振りましょう
4 20秒~30秒続けます
5 呼吸は自然な状態で止めないようにしましょう
寝る前に白湯を飲む
寝る前に白湯を飲むことでカラダの冷えを解消し、良質な睡眠がとれるようになります。
また白湯にはリラックス効果もあることから、自律神経の調整も合わせてできますね。
また、睡眠中は水分不足になりがち。女性の場合はお肌の調子も悪くなったり、寝ている最中に足をつったりといったことが発生する可能性もあります。
また、コーヒーやお茶のような飲み物と違い、白湯は特に弊害があるような副作用がないために安心して飲むことができるのです。
寝る前の白湯は熱すぎない程度、約45度くらいのぬるま湯で飲むといいでしょう。
40度の湯船に20分程度浸かる
就寝前にお風呂に入る方がほとんどかと思いますが、寝る前には40度のお湯で20分程度浸かることがカラダを冷やさないポイントです。
あまり熱すぎると、身体が熱を発散しようと冷やす方向に働きかけます。
適度なぬるま湯で最初は少し温度が低く感じる程度こそカラダの芯から温まるお湯なのですね。
是非寝る前に湯船につかるかたは実践してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
バストアップには良質な睡眠が大切です。そのためにはカラダを冷やさないこと。そして寝る時間まで調整できるとしっかりバストに栄養が行き届きます。
サプリメントやブラをしたりと工夫しているのになかなか効果の出ない方は睡眠にも気を付けてみてくださいね。
きっとこれまでの努力が活かされ相乗効果を感じると思いますよ!