皆さんはチューブトレーニングという言葉を聞いたことはありますか?
チューブは言葉の通りゴム状のものですね。このチューブを使った筋トレが垂れてしまった胸に効果的なのです。
胸が垂れるとオシャレも気にするし、人の目も気になってしまいますよね。なんとなく一度垂れた胸は元に戻らないような気もする。
でも大丈夫。チューブは自分の体重を使った自重トレーニングよりも効果の高いものです。ゴムの性質が筋肉に適切な負荷をかけ続けるために効率よくバストアップができます。
まだ使ったことがない人も、既に使ったことはあるけどイマイチやり方がわからない方も、チューブトレーニングの良さを理解して美しい胸を手に入れましょう。
チューブトレーニングとは?

胸だけでなく全身にも活用できる
一般的な筋トレのように重たい負荷ではなく、ゴムチューブであるために弾力性を活用したトレーニングです。
チューブは様々な角度や方法で筋肉を刺激することができるためバリエーションも増え効率の高いものと言えます。
垂れた胸を効果的にバストアップするためには胸筋を鍛えることが大切ですが、胸筋以外にもチューブ一本あれば背中、腰、お腹、お尻、脚とあらゆる部分を鍛えることができるため全身を引き締めることができます。
負荷や強度は自由自在
チューブと言えども種類は豊富です。
長さや太さを変えることで強度の調整を自由に行えるため個々にあったトレーニングが可能となります。
使ったことがないとイメージが湧かないかと思いますが、しっかり伸び縮みするので、短く持てば負荷が強まりますし、長く持てば負荷が弱ります。
ダンベルとは違い落としても痛くもかゆくもない非常にリスク対策ができるトレーニングなのです。
より安全にトレーニングができるのも大切な要素ですよ。
常に負荷がかかることでより効果的なトレーニングになる
筋トレの極意としては、常に筋肉に負荷をかけ続けることがポイントなのです。
例えばダンベルを持ち、肘を曲げて持ち上げるカールという種目で考えてみましょう。
ダンベルを持ち上げるときはグッと力を入れる必要がありますが、戻すときは重力があるため力を抜けばスッとダンベルは落ちますよね。
しかしこれでは一定時間筋肉に負荷をかけたとは言えず、筋トレ効果は半減します。
チューブで行うとどうでしょう。チューブの場合はゴムの性質のため負荷が一定間かかりますよね。
イメージしてみましょう。ゴムを引っ張るときには当然のように負荷がかかりますが、伸ばされたゴムは縮もうとする性質があるため戻すときにも負荷がかかるのです。
ダンベルも使い方によっては一定間の負荷をかけることはできますが、初心者の方ではなかなかうまく使いこなせないことが多いのです。
筋トレの経験のない方はチューブトレーニングから感覚を掴むことは非常に効率の良いトレーニングになると言えます。
チューブの種類
チューブといっても色々な種類があります。それぞれの目的別にみていきましょう!
ひも状チューブ

これは一般的なチューブですね。特に何も個性がないシンプルなチューブです。
このチューブは切ったり、長さや持ち方を変えて調節することで強度を自由に調節することができます。
チューブのカラーによって強度レベル分けされており、自身の筋力に適したチューブを選択する事ができます。
取っ手付きチューブ(オススメ)

こちらのチューブは取ってがあることで持ちやすいメリットがあります。初心者の方はこちらのチューブを使うことをおすすめします。
ただし、強度を変えようと思うと、短くもつことが大切ですが取っての位置は変えることができないので、自分に合ったチューブを見つけないといけません。
だいたい初級、中級、上級の3段階に分かれていますがバストアップに向けては中級を選びましょう。大、中、小のような表記もありますが基本的には真ん中の強度で行うことがおすすめできます。
取ってがあるだけでトレーニングがとてもやりやすくなるので、握力の弱い方などはこのチューブから始めるといいでしょう。
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輪状チューブ

輪状チューブは表面が平たく、輪状になっているため、足や手を入れてトレーニングすることができます。
これは少し上級者向けに使われることが多いです。特にアスリートとか、ヒップアップしたいとかいう目的には最適です。
バストアップにはあまり向かないチューブと言えますが、ヒップアップや脚を細くしたい願望のある方は使ってみてもいいでしょう。
最近流行りのヒップアップ専門ジム等で使われているチューブですから効果はてきめんですよ。
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チューブ(ゴムバンド)の使い方のポイント

チューブをしっかり握りましょう
チューブはゴムなので引っ張った時に手から抜けないようにしましょう!。
少し握力に不安のあるかたは手首に1周巻き付けるなどして持つと手から抜けないのでおすすめです。
正しい姿勢で行いましょう
チューブトレーニングだけでなく筋トレ全般に言えますが、正しい姿勢で行うことが大切です。胸をはって大きく深呼吸できるような姿勢を心がけましょう。
負荷を変えていく
チューブトレーニングは慣れてきたら短くもつなどして負荷を変えていきましょう。
筋肉は同じ負荷には慣れてきて効果が薄れてくることがあります。体調の良いときはいつもと違った負荷に変えてみるなどして工夫していきましょうね。
ゆっくり動かしましょう
チューブはゴムなので運動開始時には負荷が弱く、運動最終域に強度が最大になります。
体操の時は、反動をつけず深呼吸に合わせてゆっくりとしたスピードで実施しましょう。
チューブトレーニングが女性の垂れた胸に効果的な理由
ここまで解説してきましたが、なぜチューブが垂れた胸に効果的なのか?
最後に解説します。
実はバストの構造はバストの下にある胸筋が関連しています。

胸筋は鎖骨から胸の真ん中にある胸骨にかけて付着している筋肉です。
胸筋も細分化すると、胸筋上部、胸筋中部、胸筋下部、前鋸筋、胸筋内部と分かれます。つまり一定方向の刺激によるトレーニングは同時に一定の部位にしか効きません。
細分化した場所それぞれをきれいに鍛えていくことできれいなバストは保たれるのです。
上部を狙ったトレーニング、下部を狙ったトレーニング等、チューブの動かし方を変えるだけで効き方が変わります。
これはチューブだからできますが、ダンベルではそうそうできません。ダンベルは大きな鉄の塊なので軌道修正が難しい。
慣れた方であればダンベルでも効果的にはできますが慣れていないと難しいですよね。
だからチューブはよりバストアップに効果的と言えるのでぜひトライしてくださいね。
美しいバストを作るチューブトレーニング
それでは早速チューブを使ったバストアップトレーニングを行いましょう。
様々なシ種類がありますが自分に合ったやり方を見つけて行いましょうね。
動画で学ぶバストアップチューブ
チューブチェストプレス

チューブチェストプレスは大胸筋の上部を鍛えるトレーニングですね。
大胸筋の上部を鍛えることはバストを上から持ち上げる筋肉が発達するため効果的だと言えます。
やり方の紹介
1 片足にチューブを引っ掛け、もう片足は一歩前進します
2 両肘を曲げチューブを引っ掛けます
3 そのまま肘をやや上側に向かって伸ばしましょう
4 2秒かけて伸ばし、2秒かけて戻します
5 15回×3セット行いましょう
チューブチェストフライ

チューブチェストフライは大胸筋の内側を鍛えていくトレーニング種目です。
内側も大胸筋を構成する重要な筋肉であるとともに忘れがちな筋肉です。ダンベルでこの部分を鍛えるのは極めて難しくチューブだからこその特権です。
やり方の紹介
1 家の柱や固定されたものにチューブを引っ掛けます
2 チューブの取っ手を縦にします
3 肘をほんの少し曲げた状態で大きく開きます
4 そのままゆっくり両手を胸の前で閉じるようにチューブを引きましょう
5 2秒かけて胸の前へ、2秒かけて開くを15回~20回×3セット行いましょう
チューブミッドバックプル

こちらのトレーニングは大胸筋上部、中部、肩を鍛えていきます。
大胸筋の上部と中部は全体的なバストのふくらみにとても大切な要素があります。この2つが盛り上がることでバストは自然と上向きになるのです。
やり方の紹介
1 チューブを両手で胸の前で持ちます
2 肩の高さをキープしたままゆっくり水平にチューブを拡げていきましょう
3 2秒かけて拡げ、2秒かけて戻します
4 肩に極端に力が入らないように意識しながら15回~20回×3セット行いましょう
チューブ腕立て伏せ

これは少し応用編ですが、チューブを使った腕立て伏せもお勧めです。
大胸筋全体に効かせることができるため効率の高いトレーニングであると言えるでしょう。
ただし腕立て伏せをしっかりできる方が取り組まないと効果は出ないので、筋力がついてきたら更なるバストアップに向けて取り組んでみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
チューブを使ったトレーニングを行えば自然と垂れた胸はもとに戻ってきます。
ただし急には戻りませんよ。個人差はありますがだいたい2ヵ月~3ヶ月継続することで改善されてきます。
週に2回、もしくは3回は最低でも行いましょう。これまでに紹介した中から2種目でもいいので15回~20回3セットは必須で行ってくださいね。
皆様の美しいバストをこれからも応援します。