2008年10月28日 投稿者: ミヤザキ
第1回 菅平スカイライントレイルランレース開催レポート

のどかな菅平の牧場を走り抜ける
9月28日、日本百名山の四阿山、花の百名山・根子岳の山麓に広がる標高1300m前後の菅平高原を舞台とした「第1回菅平スカイライントレイルランレース&アウトドアミーティング」が開催された。ダボス牧場や菅平牧場の牧草地、野口みずきクロカンコース、四阿山山麓トレイル、小根子岳、つばくろ山、大松山などさまざまな景観が楽しめる変化に富んだコースで行われた40kmのほか、15km、リレー(駅伝)、5km(ジュニア&ビギナー)の各コースに計650人が出場した。
40kmコースは、今年8月のキナバル国際クライマソンで日本人最高の2位に入った宮原徹選手(滝ヶ原自衛隊)、同じくキナバル3位で今年の富士登山競走を制した横山忠男選手(吉野工業所)、8月31日のOSJおんたけスカイレース優勝の松本大選手(群馬県教員)という実力のある3選手の走りに注目が集まった。

スタート直前の松本選手、横山選手、宮原選手(左から)
レースは、序盤から宮原選手がトップに立ち、10km手前の時点で2位につける松本選手との差を1分以上に広げる。小根子岳からの下りで追い上げた松本選手が、第一関門(27km地点)手前で宮原選手に追いつくが、「30km以降はバテバテだった」(松本選手)とペースダウン。再び後続との差を広げ独走態勢を築いた宮原選手が3時間39分24秒でゴール、初代チャンピオンとなった。2位は松本選手(3時間49分19秒)、3位は横山選手(4時間23分47秒)。
前日にトレイルランクリニックを行ったゲスト講師の鏑木毅選手が、レースに飛び入り参加し、「7割くらいの力で楽しみながら走った」と言いながらも全体の3着でゴール、レースを盛り上げた。
優勝した宮原選手はレース序盤から不整脈に見舞われたというが、2位以下を大きく引き離しての優勝で、あらためて強さを見せつけた。「松本(大)選手は強いので、不整脈が出たときは『今日は優勝できないかな』とも思った。ペースを抑えながら走りましたが、勝ててよかったです」(宮原選手)。
※宮原選手の単独インタビューも引き続き掲載します! ぜひ、ご一読を!

間瀬ちがや選手
女子は8月のトランス・ジャパン・アルプスレース(TJAR)5位の間瀬ちがや選手がTJARの疲れを感じさせない走りを見せ、5時間16分30秒で優勝した。ロングレースを得意とする鈴木博子選手が2位、マスターズ5000mM50(50~54歳)の日本記録(18分40秒)を持つ52歳の吉田和枝選手が3位に食い込んだ。15km男子は菅谷和己選手が1時間39分20秒で優勝、同女子は富士
登山競走2連覇、キナバル3位の神原百合選手(ラフマ)が2時間2分30秒で優勝した。

圧倒的な強さの神原百合選手
今大会は、菅平のアウトドアライフを楽しめるネイチャープログラムなどが組まれた「アウトドアミーティング」、上田・菅平と姉妹都市のスイス・ダボスにちなんだ「スイスフェア&バザー」など、参加者のみならず、応援の家族も飽きることなく楽しめるイベントが満載。また、豚汁サービス、表彰式後のアウトドアコンサート、地元特産品が満載の大ビンゴ大会などアフターレースも充実しており、レースのみならず、アウトドアイベントとして多くの人が楽しめる内容だった。
レースでは一部コース表示がわかりづらく、コースミスする選手が相次ぐアクシデントも起きたが、来年以降はこういった問題も改善されるだろう。さまざまな魅力が詰まった新たなトレイルイベントとして今後も注目の大会となりそうだ。
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