2009年2月24日 投稿者: ミヤザキ
赤城山トレイルランニング・レースは今年で3回目を迎える。
07年秋、参加者193人でスタートした大会が、昨08年は6月開催に変更され、参加者も741人に激増した。今年は定員が1,000人となり、いっそうスケールアップすることもあって、主催者側は開催時期とコースの見直しを行ない、さらなる改善を図っている。
■開催時期変更
昨年大会は、ちょうどレンゲツツジが山を彩る6月上旬に開催された。だが、登山者にとってもお目当ては満開のレンゲツツジ。当然、登山者数もいちばん多い時期である。そこで今年は開催を2週間早めて5月下旬とした。レンゲツツジの開花場所はスタート付近に限られ、山頂付近はまだ晩冬~初春の装いのままと思われるが、登山者とのすれ違いはかなり少なくなると思われる。
■コース変更
※ここから先はマップと照らし合わせながら読んでいただくとわかりやすいだろう。
A.序盤の渋滞解消
昨年は[58]から[1]へ上り、そのまま舗装林道を[6]へとほぼ一直線に向かったが、この林道は一般車の交通量が意外に多いことがわかった。そこで、ランナーと車とのトラブルを避けるため、[1]からトレイルを下り、[2]から[3-4-5-6]へ、トレイルと林道を通行するコースに変更した。
またこのコース変更は、昨年鍋割山への上りで発生した渋滞の解消も狙っている。昨年はスタートしてからトレイルに入るまでのロード区間が短かったため、選手たちは集団のまま鍋割山登山口[6]へ集中した。[6]~鍋割山[7]は急登で険しい岩場もあり、追い抜きは非常に困難。そのため、登山道に入ってから最大30分程度の渋滞が発生した。今年は[6]までの距離が4kmほど長くなることで、速いランナーは前へ、遅いランナーは後ろへと列が自然に長くなり、[6]への到着時間に差がつく。これで鍋割山への上りでの渋滞も大幅に減ると期待される。
B.荒山の下りの危険回避
昨年は荒山高原[9]~荒山[44]~荒山下避難小屋[11]のコースだったが、[44]~[11]は下りが急なうえ丸太階段も原形がなく危険なこと、一般登山者との危険箇所での交錯を避けることなどを考慮し、ルートを変更。行きは[9]から荒山高原下十字路[10]へほぼ平坦なトレイルを南下し、[11]の荒山下避難小屋で昨年のルートと合流する。帰りも[41]から順次[42-43-44-45-46]を経由してゴールに向かうルートとした。
C.地蔵岳から大沼への下りの危険回避
地蔵岳山頂[28]から大沼に下る区間(地図上の32・33の中間地点)は、勾配が急で岩が重なり合っている箇所があり、土質も滑りやすく、ガレ場での転倒などの危険があった。この危険を避けるため、より安全なルート[28-29-30-31-32-33]に変更した。
以上のコース変更を行なった結果、ロングは34km(昨年より7km延長)、ミドルは24km(昨年より7km延長)となり、累積標高差もアップした。
渋滞が減り、安全性もアップ、しかも距離も長くなり、トレイルレースとしての魅力はいっそう増している。
※赤城山トレイルランニング・レース公式サイトはこちら