2008年12月17日 投稿者: ミヤザキ

撮影=藤巻 翔(以下すべて)
12月6日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで開催された"The North Face Endurance Challenge Championship San Francisco"(距離50マイル、累積標高差3300m)で、日本を代表するトレイルランナー鏑木毅が3位入賞を果たした。
同レースは2008年の"The North Face Endurance Challenge" シリーズ(全5戦)の最終戦で、チャンピオンシップとして位置づけられるため、高額な賞金レースでもある(ちなみに優勝賞金は10,000ドル)。そのため、全米からトップレベルのトレイルランナーが集結するハイレベルなレースとなった。
日本からは、"2008 ツール・ド・モンブラン"(距離166km、累積標高差9400m)で4位入賞の実績を認められた鏑木毅が出場した。
レースは序盤からハイペースの展開となった。鏑木は序盤、トップ集団後方につけ、中盤ではトップ集団から離されたものの、得意の後半巻き返しの走りで、見事3位入賞を果たした。


~鏑木選手談~
「コースが比較的フラットだったため、想像していた以上に高速のレースとなりました。しかし、選手のレベルが高いため、ハイペースにもかかわらず集団から離れていく選手がほとんどいなくて苦しい展開でした。
中盤に入り、どうしても我慢できずにトップから離れましたが、後半に粘りの走りで3位まで順位を上げることができ、満足のいくレースができました。
そして、ハイペースの展開でも終盤までスタミナを保つことができたことは大きな自信となりました。今年のハセツネは不本意な走りだったので、今回のレースは期するものがありました。
また、コースは見渡しのよい海岸沿いや美しい森の中のトレイルなど、さまざまに景色が変化し、とても楽しめるものでした。さらに、あえて山頂稜線を走らせるのではなく、あくまで"走れるトレイル"にこだわったコース設定は、大半の日本のレースとは違い、とても新鮮でした。アメリカでなぜこれほどトレイルランニングが盛んなのか納得できたことは、本当に大きな収穫でした」

※このレースの詳しいレポートは『アドベンチャースポーツマガジン2009 No.7』(09年3月発売予定)に掲載します。