トピックス

FUSIMIINARI.jpg
伏見稲荷大社の赤い千本鳥居の脇がゴール!

  12月14日、京都東山連峰を縦走するトレイランニングレース「第15回東山三十六峰マウンテンマラソン」が開催された。
  コースは、左京区にある宝ヶ池「いこいの森」をスタートし、ゴールとなる伏見区の稲荷大社をめざす全長約30km。途中、大小6つほどの山越えがあり、コース途中の最高標高点は大文字山三角点(466m)。大文字山への登りでは急な階段もあるが、大文字火床から一望できる京都の街並みは圧巻だ。

SAISYO.jpg
大文字山からの眺めは最高! 
選手のみなさん、ごらんになりましたか?

  色とりどりの落ち葉が敷き詰められた爽快なトレイルあり、ロードあり、歩道橋あり、神社の境内や住宅地を抜ける箇所あり、とコースは変化に富んだワンウェイであきることがない。リピーターが多いというのも納得。ちなみに、コース所要時間はフルマラソンのタイムとほぼ同じくらいだという。

  大会は、京都トライアスロン協会と京都オリエンテーリングクラブを中心とする160人ものボランティアによって支えられている。受付なし(会場に設置されたナンバーカードを各自で取る)、開会式・閉会式もないというシンプルさだが、「『自分たちが走りたい大会を作ろう』というのがコンセプト」(大会実行委員長・久保喜正さん)というだけあり、参加者の立場に立ったあたたかみのある大会運営となっている。

EIDO.jpg
おいしそう......


  6月の赤城山トレイルランニングレース、9月の愛知・三河高原トレイルランニングレースと合わせて「三兄弟レース」と位置づけられた今年は、過去最多となる1062名がエントリー。ゲストランナーとして鏑木毅選手、佐藤浩巳選手も参加し、大会を盛り上げた。

SATOUHIROMI.jpg

KABURAKI.jpg

  鏑木選手は、12月6日(現地時間)にアメリカ・サンフランシスコで行なわれた「THE NORTH FACE ENDURANNCE CHAMPIONSHIPS」(50マイル)で3位入賞を果たし、帰国したばかり。レースの疲れと風邪で体調不良だったといいながら、2時間23分55秒のトップでゴールし、力の違いを見せた(ゲストランナーのため参考記録)。
  「楽しみながら走ろうと思っていたのに、レースモードで走ってしまった(笑)。この大会は3回目だが、山から街、街から山へと変化があるし、途中に寺社仏閣も多い。ワンウェイだし、なかなかないおもしろいコースだと思う」(鏑木選手)

上位の結果は以下のとおり。

クラスA(男子)
1位 田邊勉(BETSU・埼玉県) 2時間28分15秒
2位 西川剛(KTC・京都府) 2時間29分57秒
3位 圓井基史(多摩OL・石川県) 2時間33分36秒
DANSI 1.jpg

クラスB(男子)
1位 津田信浩(ルネサス・西宮市) 2時間27分48秒
2位 國領保志(アラキスポーツ・京都府) 2時間34分13秒
3位 三谷健一(そんなバナナ・三重県) 2時間36分39秒
DANSI2.jpg

クラスC
1位 高木茂(太陽が丘JC・京都府) 2時間45分13秒
2位 高橋好明(小笠山R.C・静岡県) 2時間45分42秒
3位 前田静男(ブリキマンクラブ・大阪府) 2時間49分34秒
DANSI3.jpg

クラスD
1位 堀野正明(わがままクラブ・石川県) 2時間59分41秒
2位 吉村仁志(豊橋楽走会・愛知県) 2時間59分41秒
3位 小野塚孝(三重県) 3時間2分13秒
DANSI4.jpg

クラスE(女子45歳以下)
1位 針原潤子(福井県森RC・福井県) 3時間4分50秒
2位 松本陽子(BULL陸上部・大阪府) 3時間9分56秒
3位 圓井珠子(石川県) 3時間14分33秒
JYOSI2.jpg

クラスF
1位 宮本一美(なだびーず・石川県) 3時間0分58秒
2位 平井小夜子(城山RC・徳島県) 3時間3分15秒
3位 小澤清子(菊里クラブ・愛知県) 3時間12分46秒
JYOSI3.jpg


追記
 本レポートを書いている私も、このレースに初参加。苦しくも楽しい30kmを無事完走し、さらに年代別3位入賞と激しい筋肉痛というおまけつきでした。運営スタッフの皆さま、どうもありがとうございました。
TAMACHAN.jpg
走るライター松田珠子! 


松田珠子=文 梶山 正=写真

※このレースのレポートは『アドベンチャースポーツマガジン2009春夏号』(09年3月発売予定)でも掲載します。お楽しみに!

鏑木毅、全米最高水準のトレイルレースで3位入賞

_MG_2306.jpg
撮影=藤巻 翔(以下すべて)

 12月6日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで開催された"The North Face Endurance Challenge Championship San Francisco"(距離50マイル、累積標高差3300m)で、日本を代表するトレイルランナー鏑木毅が3位入賞を果たした。

 同レースは2008年の"The North Face Endurance Challenge" シリーズ(全5戦)の最終戦で、チャンピオンシップとして位置づけられるため、高額な賞金レースでもある(ちなみに優勝賞金は10,000ドル)。そのため、全米からトップレベルのトレイルランナーが集結するハイレベルなレースとなった。

 日本からは、"2008 ツール・ド・モンブラン"(距離166km、累積標高差9400m)で4位入賞の実績を認められた鏑木毅が出場した。

 レースは序盤からハイペースの展開となった。鏑木は序盤、トップ集団後方につけ、中盤ではトップ集団から離されたものの、得意の後半巻き返しの走りで、見事3位入賞を果たした。

_MG_4027.jpg

_MG_4341.jpg

~鏑木選手談~
「コースが比較的フラットだったため、想像していた以上に高速のレースとなりました。しかし、選手のレベルが高いため、ハイペースにもかかわらず集団から離れていく選手がほとんどいなくて苦しい展開でした。

 中盤に入り、どうしても我慢できずにトップから離れましたが、後半に粘りの走りで3位まで順位を上げることができ、満足のいくレースができました。

 そして、ハイペースの展開でも終盤までスタミナを保つことができたことは大きな自信となりました。今年のハセツネは不本意な走りだったので、今回のレースは期するものがありました。

 また、コースは見渡しのよい海岸沿いや美しい森の中のトレイルなど、さまざまに景色が変化し、とても楽しめるものでした。さらに、あえて山頂稜線を走らせるのではなく、あくまで"走れるトレイル"にこだわったコース設定は、大半の日本のレースとは違い、とても新鮮でした。アメリカでなぜこれほどトレイルランニングが盛んなのか納得できたことは、本当に大きな収穫でした」

_MG_5203.jpg

※このレースの詳しいレポートは『アドベンチャースポーツマガジン2009 No.7』(09年3月発売予定)に掲載します。

IMG_0639-1.jpg
冬でも温暖な静岡市の里山で、ナビゲーションゲームを堪能できる

 2007年ハセツネカップ優勝の相馬剛さんが毎日トレーニングコースとしている、静岡市の有度山(うどやま、別名:日本平)で、2009年1月10-11日、トレイルランニングミニレースとロゲイニングの複合イベント「有度山(日本平)トレイル三昧」が開催される。

 コースディレクターは、ナヴィゲーションのファンタジスタ村越真。
 10日(土)にはミニトレイルレースが開催される。コースは、ビギナーの部(5km)とエキスパートの部(9km)のふたつ。
 10日の午後から夜にかけては、地元静岡を代表するトレイルランナー、相馬剛さんや望月将悟さん、さらには横山峰弘さんも参加してのトレイルラン講習や、そのほかナヴィゲーション講習も企画予定。
 11日(日)の有度山(日本平)ロゲイニングは、08-09ロゲイニングシリーズの一戦であり、競技時間は5時間。11月30日開催の朝霧ロゲイニングで「チームヤマケイB」の選手としてロゲイニングデビューを果たした望月将悟選手は、今回は独自にパートナーを見つけて遊びモードで参戦の予定とか。

 東京や名古屋からもアクセスのよい暖かい静岡で、冬の一日を里山でのランニング&ナビゲーションで過ごしてみてはいかが?

 なお、定員は150名で、締切は12月20日(定員に達した場合はその時点で締切)。

TS310306y-2.jpg
地図を頼りにチェックポイントを探し当て、集めた得点を競うロゲイニング。ハマるトレイルランナーが急増中

 イベントの詳細と申込方法は、NPO法人M-nopのサイトをご覧ください。

P1270128-11.jpg
太平洋を見下ろす断崖上に続くトレイルを走る。爽快! 最高!

 徳島県南東部、太平洋の黒潮に洗われる海岸沿いのトレイルを走る、新しいトレイルレースが誕生する。その名も「千羽海崖(せんばかいがい)コースタル・トレイルランニングレース2009(第1回)」。美しい海岸線を見下ろし、照葉樹林の木漏れ日を浴びながら走るレースだ。
 約9kmのショートディスタンスクラス(ワンウェイ)と、約32㎞のロングディスタンスクラス(往復)がある。
 特別ゲストに鏑木毅さんを迎え、レースでは鏑木さんが最後尾からスタート。選手を後方から追い上げ、誰もがトップ選手の生の走りを見ることができる、というユニークな趣向だ。
 前日には鏑木さんのトレイルランニングセミナーと、レース前夜交流会も開催される。

 真冬でも温暖な地域の、しかも海岸線沿いで開催されるトレイルレース。1年最初のレースとして、参加してみてはいかがだろう。
 なお、ショートディスタンスは既に定員に達しており、ロングディスタンスも残り枠はわずかだそうだ。

P1270077-11.jpg
鏑木さんを囲んでのセミナー。西日本のトレイルランナーにはまたとないチャンス

■大会名 千羽海崖コースタル・トレイルランニングレース2009
■開催地 徳島県海部郡美波町、牟岐町
■開催日時 2009年1月25日(日)
 ・ロングディンスタンスクラス(以下:LDC) 6時レーススタート
 ・ショートディスタンスクラス(以下:SDC) 10時レーススタート
■距離
 ・LDC 約32km(予定)
 ・SDC 約9km(予定)
■参加定員
 ・LDC 50名 ※ 残り枠が少なくなってきました。おはやめに御申込下さい。
 ・SDC 20名 ※ 定員に達したため受付終了しました。
■参加資格
 ・15歳以上の健康な男女。(18歳以下は保護者の承認印が必要)
 ・このコースを自己責任で完走できる自信がある方
■参加費
 ・LDC 4000円
 ・SDC 3000円
※お申込時に指定口座へのお振込となります。

 レースの詳細と申込方法は、クーランマラン人力旅行社のサイトをご覧ください。