2008年9月11日 投稿者: ミヤザキ

標高3067mの剣ヶ峰を頂とする御嶽山を舞台とした「2008 OSJおんたけスカイレース」が8月31日、開催され、松本大選手(群馬県)が圧倒的な強さを見せ、4時間18分56秒で優勝を果たした。
長野県大滝村中心部をスタート、おんたけ高原スキー場、田の原から御嶽山頂へ、さらに山頂のお鉢巡りを経て一気に下りゴールの松原スポーツ公園をめざす、総距離約35km、標高差2134mという壮大なコースだ。前日の悪天候でコース変更も心配されたが、当日は天候も回復し、昨年はカットされた約5kmにわたる御嶽山頂のお鉢巡りも予定どおりコースに含まれた。
05年の同大会で日本人最高の5位に入った松本選手は、前半からトップに立ち、おんたけ高原スキー場の登りではすでに独走態勢を築く。その後も後続との差を広げ、2位以下に36分もの大差をつけて初優勝を果たした。ガッツポーズで優勝のゴールテープを切ると「7月の富士登山競走(4位)でできなかった自分の走りをすることを心がけた。今日の自分のベストが出せました。めっちゃ楽しかった」と笑顔で振り返った。
昨年まで本大会はスカイランナーワールドシリーズ本戦だったが、今回はトライアルレースとなり、海外の強豪選手は不参加だった。だが、「世界のトップランナーたちが前を走っているイメージだったので、最後まで集中力は切れなかった。もっと力をつけて、世界に通用する選手をめざしたい」と松本選手。日本を代表するスカイランナーとして、今後のさらなる飛躍に期待したい。

御嶽山頂から快調に下ってくる松本大選手
なお男子2位はスキーアーチェリー2007年世界選手権優勝という実績を持つ山田琢也選手(長野県)、3位には昨年の斑尾トレイル50kmを制した渡邉千春選手(東京都)が入った。
女子は、昨年のこの大会で日本人トップの4位に入った野村泰子選手(兵庫県)が5時間53分39秒で圧勝。2位はOSJおんたけウルトラトレイル100km覇者の小川比登美選手(神奈川県)、3位には加藤志穂子選手(山梨県)が入った。
大会の詳しいレポートは『アドベンチャースポーツマガジン』次号に掲載予定。お楽しみに!
文=松田珠子 写真=渡辺正和

おんたけ高原スキー場を中央アルプスをバックに走る、渡邉選手と相馬剛選手

ゴール後の笑顔。左から渡邉選手、松本選手、山田選手

スタート前に宮司さんのお祓いを受ける

大きなザックになにが入ってるのか? 気になる

大内直樹さんとお父さん
★2008 OSJおんたけスカイレース上位結果
<男子>
1位 松本 大(群馬県) 4:18:56
2位 山田琢也(長野県) 4:54:54
3位 渡邉千春(東京都) 4:58:14
4位 円井基史(石川県) 5:03:27
5位 山室 忠(長野県) 5:08:14
<女子>
1位 野村泰子(兵庫県) 5:53:39
2位 小川比登美(神奈川県) 6:27:16
3位 加藤志穂子(山梨県) 7:09:20
4位 赤松千彩子(東京都) 7:21:44
5位 西田由香里(長野県) 7:39:34