2008年7月 9日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部
「まるで後ろからドシドシと重い足音に追いかけられているような感じだった」
あるチームの一人が、“とれとれ東龍門”が後ろから追いかけてくる様子をこう語った。
スタートは富士川の河原。雨で滑りやすくなった足場に注意を払いながら、
いっせいに走る。最初のラフティングは1艇に2チームとガイドが乗る
取材・文・写真=久保田亜矢
主催=
【アドベンチャーレーシング・ジャパンシリーズ】
6月29日、富士山エリアを舞台に、アドベンチャーレーシングジャパンシリーズ(以下、ARJS)の最終戦となる富士山大会が開催された。
今年から創設されたARJSは、岐阜長良川大会(4/29)、三浦横須賀大会(5/17)、そして今回の富士山大会(6/29)の計3戦が行なわれ、獲得ポイントにより総合優勝を争うものだ。
最初のラフティングでは1艇に2チームが乗船する。
レースがスタートする前、その組み合わせを決めるための
タイムトライアルが行なわれた
天候は朝から雨。さらに午後には大雨洪水警報が出されるほどのひどい降りとなった。
種目は、富士川を使ったラフティング、大代峠からはたご池に向かうロードの登りとドロドロと化した林道を走るマウンテンバイク、白鳥山を越えるトレイルランと約25mのロープアクティビティ、そしてすべてのチェックポイントをスムーズに移動するためのナビゲーションのテクニック。
今回の見せ場は、前半優位に立っていたハッピーフィルシャコをジリジリと追い上げ、ベテランの意地を見せた“とれとれ東龍門”の活躍だ。また前半20番台にいた“ジェットラグ”が山中でのナビゲーションを正確に読み取り、2位に浮上するといった、思いもよらぬ展開にも驚かされた。
表彰式のNATURAL ACTIONの会場で、優勝したとれとれ東龍門のメンバーに強さの秘訣を訪ねると、
「特別な練習はしなかったけれど、勝てたのは仲間に恵まれていたから」と語るその言葉が印象に残った。これがチームで挑むアドベンチャーレースの魅力のひとつなのだ。
なお、大会の詳しいレポートは『アドベンチャースポーツマガジン2008』に掲載予定。お楽しみに!
アドベンチャーレースではこうしてMTBを担ぐこともある。
ここはロードから林道へ切り替わる場所で、
ちょっとしたヤブになっていた
トレイルランの途中に設けられたロープアクティビティ。
約25mの急な崖を、ロープを使って慎重に降りていく
■富士山大会リザルト
1位 とれとれ東龍門
2位 ジェットラグ
3位 とれとれ北日本
4位 行け隊長! 起きろまなじ~!
5位 ハッピーフィルシャコ
6位 アフロオールスターズ
7位 TEAM阿闍梨
8位 とれとれ東龍門1号
9位 Columbia UNITE-X
10位 マウントだめーず