2008年6月21日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

6月10日、志賀野反トレイルレース(6月29日開催)のプレイベント「OSJ志賀野反トレイルレースMEETING」が行なわれました。会場は特別協賛ザ・ノース・フェイスのプレスルーム。アロマの香りが漂うおしゃれな空間です。
定員の50名があっという間にいっぱいになったというだけあって、会場にはすでに静かな(?)闘志が漂っています。
そして、幸運にもこの場に居合わせた参加者のうち、女性が22人。熱心にレースに取り組む女性が増えているのですね。
取材・文=川原真由美
写真=宮崎英樹(ASM編集部)
まずはレースディレクター、パワースポーツ代表の滝川次郎氏によるコース説明。

1週間ほど前に現地で撮影したというスライドには雪田が……。
「まぁ、当日も残っているでしょう」とさらっと言われ、どよめく参加者。とはいえ、行く先をはるばる望む明るい稜線や、気持ちよさそうなシングルトラックが紹介されると期待がふくらみます。みなさん、地図と照らし合わせながら、メモ、メモ。やはり写真があるとイメージしやすいですね。
次はThe North Face Athleteでレースにも参戦する鏑木 毅、横山峰弘、佐藤浩巳の3氏、ケアステーションの村木良博代表を迎えてのトークセッション。
「このコースの印象は?」の質問に、鏑木さんは開口一番、
「思い切ったことをするなぁと思いました(笑)」
以下、3氏のコメントです。

鏑木毅氏:人があまり入っていない、山深いエリアでの開催、2000m級の稜線が続くルート、運営が大変なワンウェイの設定と、チャレンジングな大会だと思います。標高が高いぶん、酸素が薄く、いつもより調子が悪く感じるかもしれません。とばしすぎないように注意しましょう。野反湖の周遊ルートは練習にも使っていますが、深山でありながら明るく、とてもすてきなコースです。

横山峰弘氏:標高が高いので、雨の場合のレイヤリングを慎重に決める必要があります。逆に晴れたら乾燥するので、しっかりドリンクをとるように。朝夕はかなり気温が低くなることもあり、天候によってコンディションが大きく変わるので、柔軟な対処が必要です。

佐藤浩巳氏:ハコネ50kに似た、ハードなコースだと思います。後半の野反湖周回のアップダウンに余力を残すペース配分が大切です。レースで運動強度が上がると固形物はのどを通りにくいので、ジェルが最適です。あと、微妙な寒さ、暑さ対策にはアームカバーが便利ですよ。
ちなみに、3氏ともレース中のエネルギー補給はジェルがメイン。
ただ、順位やタイムを追い求めるのではなく、楽しく走るのであれば、嗜好にあったものでOKとのこと。

そして、ケアステーションの村木良博代表から、レースを成功に導くためのアドバイス。
「標高が高いので、晴れると気づかないうちに体から水分が蒸発します。水分をこまめに摂りましょう。レース前に肝臓や筋肉にグリコーゲンを蓄積しておくカーボローディングも有効です。脂肪分の少ない豚肉、鶏肉も多少摂りながら、1週間前から始めるといいですね」
参加者からの質問にもあった、レース中の「つり」に関しては、電解質、水分の不足、低温が原因だとか。つりそうだと感じたら、電解質、水分を補給、筋肉を保温してストレッチ。電解質を多く含む補給食をとっておくことも大切。成分表示のナトリウム(Na)をチェックしてみましょう。
ちなみに、新しくなったパワージェルは従来の2倍のナトリウムを配合しているとのことです。当日会場でも販売しているので、試してみてください。

最後はお楽しみ抽選会で盛り上がって、MEETINGは終了。すばらしいロケーションとちょっとシビアなコースプロフィール。絶景漫遊もよし、緻密な戦略で挑むのもよしです。レースまであと1週間。当日もいい笑顔で会いましょう。