掲載日:2008年04月23日

[ 市民記者ルポ ]

アウトドアライター川原真由美の
「表丹沢トレイル」出場記

4月20日(日)に初開催された「表丹沢トレイル」。男子10kg、女子8kgの荷物を背負って大倉尾根を駆け登る、歴史と伝統ある「丹沢登山競走」から衣替えし、新たにトレイルレースとして開催されることになった本レース。なにやら電車の故障の影響で、波乱含みのスタートとなった模様。この様子を、アウトドアライター・川原真由美さんがレポートしてくれました。

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川原真由美
『山と溪谷』『ヤマケイJOY』にぼちぼち出てくるライター。山は、幅広く、あれもこれも楽しむが、どれもこれも上手くない。いちばん好きなのはバックカントリースノーボードだが、これもヘッポコ。ゆえに(?)、いま最も興味があるのは一年じゅう雪崩。トレランは2007年、ハコネ50k(第二関門足切り)、ハセツネ(20時間30分完走)。ほんのすこし本気がでてきたかも?

表丹沢トレイルで、なにかに気づいた?

4月20日の朝、小田急小田原線の信号機故障で、めざす渋沢駅までの途中区間が運休。小田急江ノ島線、相鉄線を乗り継いで、じわじわ渋沢駅に近づくうちに小田原線も動き出し、敵前逃亡の言い訳も消滅(弱気……)。が、到着できない選手も多く、スタートは45分繰り下げの10時30分となった。

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山開きとあって、登山の人もいっぱい。秦野丹沢まつりでファミリーもいっぱい。右奥はスタート/ゴールの花道、風の吊り橋

スタート時間になってもシーン…、と動きがないので、草地に座って「今日のお供」の写真を撮っていると、後方から「パンッ」を乾いた声が。あれれ…、レースがスタートしていた。この手作り感、いいなぁと最後尾から走り出した。

スタートは大倉の県立秦野戸川公園。まずは風の吊り橋をめざして公園内の坂を登るのだが、秦野丹沢まつりに集まったみなさんの声援のなか、いきなり歩くわけにもいかず、しょっぱなからキツイ。その結果、いきなり心拍数が上がってしまう。ふー。

6.67kmまでの林道は、たまに歩いて心拍数をチェックしながらゆっくり1時間。林道といえども、登りは登り。ぴゅーっといかないのはヘッポコならでは。

牛首~三ノ塔の登山道は一列縦隊で歩き通して45分。ここで9.24km。

あとは二ノ塔を越えて下るのみ。稜線の開放感をしばし楽しみ、再び樹林帯へ。11.17km地点で再び林道に入り、ゴールまで。林道といえども、新緑や山桜が萌え、海まで見えたりする。「気持ちいい」「あ、でも脚が棒かも」。

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三ノ塔から二ノ塔へ向かう、気持ちのいい稜線。ピンクの上着は大会スタッフ。「この先、急です」「そこの木は滑るよ」と親切

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後半の林道区間。傾斜はないけれど、じわじわ脚にくる。この先のエイドステーションでもらったバナナがおいしかったー

で、なんとか完走。記録は3時間20分で447位。ちなみに距離は21km、参加定員は600人。うーん、立派なヘッポコぶりです。

これまでトレランといえば、「レースに参加して、ゴールできればOK」というイベントだった。でも、この結果をみて、なにかがむくむくわいてきた。「すこしは(←ここ重要)強くなりたい」。おくればせながら、そのために必要なことも実感。やっぱりトレイルで練習しなくては。家から近いし、また丹沢に来よう。ふるまいの甘酒をいただきながら、誓ったのでございました。

次はOSJ志賀野反トレイルレース。丹沢を走ってそなえる所存。がんばってまいります。

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本日のお供たち。ぴかぴかのバスク/マーキュリーはつま先のゆとりが◎。個人的にはくるぶしの下がシューズの端に当たらない、(いまのところ)唯一のシューズ。バックパックはグレゴリー/ルーファス。ちょうどいい大きさでポケットが使いやすい。スントのt4+フットポッドで心拍数や時速、距離をモニタリング。『山と溪谷』6月号(5/15発売)のミニ特集「登山体2008」で、心拍トレーニングの記事にも使っています。

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