掲載日:2007年10月12日
[ レース・イベント ]
いよいよ迫る! 日本山岳耐久レース

更新の間があいてしまってスミマセン!
1週間後の10月20(土)・21(日)日、15回目となる日本山岳耐久レース(通称”ハセツネカップ”)が開催されます。年々人気が高まるこの大会、一年の計をここにフォーカスしている人も多いのでは? さて先日、小社スタッフが、こっそりコースを試走してきました。その様子をチラッとお伝えします。
10月7日の日曜日、浅間峠~三頭山~鞘口峠の試走に行ってきました。最後に自己紹介していますが、トレイルランのレース経験は何しろ1回だけ、走力にはまったく自信がなく、目標は「なんとか完走できれば……」というレベルの人間のレポートですので、同レベルの人しか参考にならないかもしれませんが。
天候は晴れから薄曇り。東京と比べると空気はひんやりしています。今日の服装は終日、半袖Tシャツ+ロングタイツでしたが、極端な寒さは感じないものの、両腕には鳥肌が出ていました。本番は2週間後、しかも夜が長いので、基本は長袖Tシャツ+ロングタイツになるのでしょうか。ウェアの選択は当日まで悩みそうです。
7:35上川乗バス停前を出発。ここは第1関門でリタイヤした人の下山地となります。8:13浅間峠着。ここは本番の22.66km地点、第1関門です。ここでリタイヤした場合、いま登ってきた道を下ることになります。ここを下る自分は想像していません(今は)。

第1関門の浅間峠。本番ではここにトイレが用意される
さあ、ここからが本番コースです。ふだんの山登りよりは速いペースで進みつつ、平坦地では小走りと歩きの併用、下りは小走り、という感じで行きます。
浅間峠を8:15発。5月のハコネでは周囲のペースに巻き込まれ、とくに下りで飛ばしすぎてヒザに来てしまったので、今回はヒザを痛めないように下りは慎重に行きます。8:39日原峠通過、8:50土俵岳通過。この区間、登山コースタイムでは1時間30分のところを所要35分なので、圧縮率は39%です。進んでいる間はオーバーペースとは考えませんでしたが、美しいトレイルとちょうどよい気温、近くに誰もいない開放感から、走るつもりはないのについつい駆け出してしまいます。
そのまま9:07小棡峠通過、9:20~26丸山で小休止(ここは山頂経由と右に巻き道あり。どちらが本番ルートかわからない)。9:53数馬峠・上平峠、10:13西原峠通過。浅間峠~西原峠の区間は、登山の標準コースタイム2時間10分のところを所要1時間17分で圧縮率59%。ちょっとペースが落ちましたが、自覚としては「とても快調」な区間でした。体にはなんの異常も感じません。このあたりから試走の人が1人、2人と私を追い越していきますが、どこからスタートした人なんでしょうか(まさか五日市中学校?)。
10:15槙寄山、10:21郷原分岐と順調に通過。浅間峠からここまでは、アップダウンが少なくて、トレイルの雰囲気もとてもいいルートです。小走りで駆け抜けるのに最適なトレイルで、ほんとに好印象です。
しかしこの後、突如、ルートが厳しくなりました。大沢山の登りです。ごくふつうの登りですが、一気に300mほど登るためか、足を上げる動作、踏み込んで立ち上がる動作とも緩慢になり、ペースが上がりません。遅いのに息は上がってしまいます。次々に試走者に抜かれます。
10:51~55三頭大滝分岐(大沢山の手前)にベンチがあったので休憩。この先は都民の森から三頭山に登る一般の登山者が増え、登りのペースは一般登山者とほぼ同レベルに落ち込みました。11:05大沢山、11:07三頭山避難小屋、11:19三頭山と通過。西原峠~三頭山間は1時間40分を所要1時間2分、圧縮率62%でした。じょじょに疲労がたまり、ペースが落ちてきたのが自分でも感じられました。

三頭山避難小屋。ここでうっかり寝てしまうと負けそうな予感
急な下りとゆるい登りを経て、11:36~43見晴小屋で休憩。ここで初めてストレッチ。スタート前には必ず休憩ごとにストレッチしようと決めていたのですが、ここまですっかり忘れていました。急な下りはさらに続き、11:55鞘口峠通過。三頭山~鞘口峠間は40分のところを所要17分(圧縮率42.5%)。登ってくる登山者が多くてあまり走れませんでしたが、まだ50%以下のスピードを出せる余力はあります。ここから砥山への登り返しがきつかったこと!
12:25、浅間尾根への分岐が現われました。私はここで本番コースを外れて、車の回収のため浅間尾根経由で上川乗まで歩いて引き返しました。浅間峠分岐~上川乗間では、2度経路を間違って40分くらいロスしました。これも集中力がなくなってきたのが原因でしょうね。この間は、3時間20分のところを所要2時間40分。圧縮率は80%まで悪化。実際、筋力がなくなって走りたくても全然走れなかったし、浅間嶺からの長い下りではひざ横が痛くなって登山標準ペースでしか歩けなくなりました。
それでも全行程30km弱を、休憩やロストも含めて8時間30分で完歩できたのは自信になりました。あとは13~14日の週末に、本番コースの後半、月夜見山からできれば五日市中学校までをトレースして、自信につなげたいと思います。
レポート=宮崎英樹(みやざき・ひでき)
登山の雑誌『山と溪谷』編集部所属の40歳。登山はそこそこやるが、最近は仕事でもプライベートでもあまり登れていない。運動らしい運動は月2回のフットサル程度。171cm、69kg、体脂肪率16%(機械が狂ってる?)。
トレイルラン出場歴は、今年5月の「OSJハコネ50K」が初。第1関門はタイム的にはクリアしたものの、両ヒザの外側がどうにもこうにも痛くてたまらなくなり、「走れなければ完走はありえない」と判断、あえなくリタイヤした。ハセツネは今回が初出場で、完走の自信はあるか、聞かれても答えようがない。ただ、ハコネと違って「スピードは要求されていない。ふつうに歩き続ければゴールできる」点が心のよりどころ。走力ほぼゼロの自分としては、ハコネより完走のチャンスはありそうと踏んでいる。
なお、山と溪谷社からは合わせて7人がエントリーしている。レース後にはそれぞれのレース記をアップ予定です。
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