2007年4月11日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

アドベンチャーレースなどで数々の戦績を残す「TEAM阿闍梨」が主催する第2回「奥武蔵レクロゲイニング大会」が今年も好評のうちに終幕。ナビゲーションの神様といわれた伝説のオリエンティア村越 真氏がオーガナイズする本大会、さてどんな大会だったのか!

ロゲイニング(あるいはロゲイン)とは大規模なオリエンテーリングで、6時間の制限時間で、数多くあるチェックポイント(距離や難度に応じた得点が付けられている)を回り、できるだけ多くの得点を目指す地図を使ったアウトドアスポーツ。「レク」と名付けているのは、「真剣な中にも楽しさを忘れないで参加してほしい」、また同時に「主催者も負担にならない程度の準備で運営することで、誰もが負担に感じない程度の低コストでイベントを提供したい」という「TEAM阿闍梨」のメッセージの現れでもある。
今回も前回同様、トレイルランナー、マウンテンバイカー、アドベンチャーレーサー、オリエンテーリング愛好者などのアウトドアアスリートから、ふだんは競技には出ないアウトドア志向のファミリーまで、さまざまな人々が集い、真剣ななかにもアットホームな雰囲気で、雨にもかかわらず競技を楽しんだ。
今回コースを設定したのは、前回スペシャルランナーとして出走し、昨年10月にオーストラリアで行われたロゲイニングの世界選手権にも出場経験のある柳下 大氏(編集部注:次号『アドベンチャースポーツマガジン』にも、柳下 大氏が紹介するトレイルランニングのコースガイドを掲載! オーガナイザーの村越 真氏ももちろんコースを紹介してくれます)。この分野の第一人者だけあって、チェックポイントは秩父から越生にいたる広範囲に散らばり、広大な山野を制覇するロマンを感じさせるポイント配置であった。そのため、どのようなルート取りをすれば高得点がとれるのか容易に分からない。今回も公共交通機関を使うことが許されていたが、電車を使った方が得なのか、自力の方がいいのか、結果を見ても分からない。経験が物を言うとはいえ、終わってみるまで分からない意外性、その中で地図を使って戦略を立てる面白さがロゲイン最大の魅力かもしれない。アンケートの結果を見ても、広大なエリアの中で自分たちに合った周り方が工夫できるところが評価されている。
総合得点で最高得点を出したのは、オリエンテーリング日本代表のカップル加藤+番場の「ゾンビと野獣」。その名のとおり野獣のごとく、奥武蔵の山を走り回ったのであろう。混合組はもちろん、男子組も抑えての最高得点で、賞品のカシオ/プロトレックをゲットした。また全体での2位には、やはり混合組でトップアドベンチャーレーサーである高梨とトレイルランナーである鈴木組が20点という微妙な差で入った。その他の入賞チームも、ザ・ノース・フェイスを初めとするスポンサーの賞品を獲得した。
前日は、「TEAM阿闍梨」が最大の売り物とするナヴィゲーション技術の講習会も行われた。こちらの方も初級者からかなりの実力者まで幅広い人が集まり、アウトドアアスリートにおけるナヴィゲーション技術への関心の高さがうかがえた。
「TEAM阿闍梨」では、今後もさまざまなアウトドアアスリートがともに集まり、楽しめるイベントを提供していく予定。乞う、ご期待!
なお大会の様子は、以下まで↓
http://rika.cocolog-nifty.com/okumusashi/