2007年2月12日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

去る2月4日(日)、徳島県海部郡美波町(旧、日和佐)で、トレイルランナー鏑木毅氏を講師に迎え、四国初となる本格的なトレイルランニングセミナーが開催された。参加者メンバーは、スタッフ・鏑木氏を含めた3名と16名のランナー。トレイルランニング経験者から初心者まで、バラエティに富んだスポーツ経験者が講習会を楽しんだ。
文・写真☆クーランマラン人力旅行社 杉本雅昭

2月4日(日)、16名のランナーがセミナー会場の「道の駅日和佐」に集合し、簡単なブリーフィングや自己紹介を済ませ、走る準備を整える。全員で汽車に乗り、ひと駅先のJR山河内駅に移動。そこから「四国の道・千羽海崖(かいがい)を望む道」を走り、道の駅日和佐まで戻る約13kmの道のりが本講習会のコースだ。

JR山河内駅前にて参加者全員、ストレッチで体を伸ばし、そこからトレイル入り口までの約2kmはウォーミングアップがてら全員で話をしながらゆっくりとランニング。この区間はアスファルトの車道だが、山間部の里山ののどかな風景が広がり、気持ちよく走れる。
トレイル入り口到着後、鏑木氏より登り下りのポイントなど、デモンストレーションをしながらの丁寧な説明があった。
その後は、実践すべく、いよいよトレイルに入っていく。
しばらくは気持ちのいい林の中の道が続くが、しばらくすると一気に高度を上げる急勾配の階段が出てくる。そこから先はずっとアップダウンが続く。体力的、精神的にもしんどい道だ。徐々に個々のレベル差が露呈し、前後の間隔が広がっていった。
コース内で最高地点245mの千羽ヶ岳頂上から先は、海から垂直に立ち上がっている断崖の上のコースとなり、高度感もあり眺めもいい。この辺りから見応えのある風景が続く。随所で太平洋に目を奪われながらも、後半徐々にペースアップをして最後は日和佐城でトレイルが終了。そこからは一般道を走り、道の駅日和佐に戻った。
道の駅日和佐に戻ったらクールダウンをしながら、鏑木氏からトレーニング方法などを伝授していただいた。

その後、着替えや食事を済ませ、最後は質疑応答などで意見を交わし、今回のセミナーが終了した。
今回のコースは、距離のわりには累積標高差が結構あるので、走り甲斐があるコースだった。しかしそんなコースを一緒に走ったからこそ、言葉で教わるだけでなく、実際のトップランナーの走りを間近で見られたことが、今回の参加者には、いい勉強や刺激になったのではないだろうか?
鏑木氏からは「決して楽ではないコースだったけど、みんないい顔をして走っていた」とコメントをいただきました。また参加者からは「徳島で鏑木さんと会えるとは思っていなかったので、一緒に走ることができて嬉しかった」という意見をたくさんいただきました。
参加者からのお礼の言葉を使わせてもらうと、「青い空と海の間で」鏑木さんやとてもさわやかで気持ちがいい参加者のみなさんと1日を過ごせたことが、私としてはなにより楽しかったです。
冬場でも比較的温暖で快晴が続くこの日和佐周辺の海辺のトレイルは、とても快適にトレイルランニングを楽しめる環境です。今回、鏑木さんにはそのようなフィールドの紹介ということもあり、この時期のこの場所で開催していただきました。
また今後もこのようなセミナーを開催していこうと考えていますが、今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ徳島県南部に遊びに来て下さい。トレイルランニングだけでなく、快適に遊べるさまざまなアウトドアのフィールドが待っています。
【問い合わせ】
●主催:クーランマラン人力旅行社
http://www.courant-marin.jp/index.html
●企画・協力:フィールズ
●協賛:A&F
●協力:道の駅日和佐、日和佐観光協会