2006年12月 5日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

去る11月12日(日)、木枯らし一番の強風のなか、第4回「奥武蔵高原スーパークロスカントリー&トレイルウォーク」が開催された。196名のトレイルランナーが奥武蔵のトレイルを駆け抜けた!
都心部からアクセス抜群のフィールド奥武蔵で開催される「奥武蔵高原スーパークロスカントリー&トレイルウォーク」。本大会は、地元埼玉の自然に親しみ、心身ともに健康に、生涯スポーツを楽しんでもらいたいと各種イベントを開催しているもので、主催はNPO法人「スポーツエイドジャパン(舘山 誠 代表理事)」。トレイル、ロードがバランスよく組み合わされた高低差約600mのクロスカントリーレースと、家族連れでも楽しめるトレイルウォークイベントがドッキングした大会だ。5月に行われた「名栗湖~棒ノ嶺ピークハントマラソン」に続く、奥武蔵トレイルランニングシリーズ2ndステージとして開催されている。
前日までの雨は、夜のうちに上がったが、強い風が吹くコンディション。気温は11度まで下がった。そんな中、西武鉄道・正丸駅前の広場に選手が集合。受付・開会式のあと9時半に号砲が響くと、参加196名が一斉に山道に駆け出していった。
コースは正丸峠を経由し、周辺で最も高い伊豆ヶ岳(標高851m)へ、その後いったん下り、天目指峠から子の権現まで再び登る。そこからアスファルトの林道を下っていく。最後の1.5kmは、国道299号線沿いをスタート地点まで高低差約50mを登り返す。総距離17kmのコース上には、4ヶ所のエイドステーションがあり、ドリンクやフルーツなども用意されている。これらはすべてボランティアスタッフによって担ぎ上げられ、参加者を励ましてくれる(ボランティアスタッフのみなさま、本当にお疲れ様です!)。
スタートから約1時間20分、子の権現から約4km下った地点にトップ選手が姿を現すと、奥武蔵の里山風景の中を次々と選手が駆け抜けてくる。
ゴール地点では、主催側ボランティアスタッフによるトン汁とドリンクがふるまわれ、選手の疲れを癒してくれた。
最終ランナーの72歳 飯森正明さんが3時間21分でゴールし、出場196名が全員完走して無事に大会終了。男子優勝の石黒さん、女子優勝の松浦さんには、優勝賞品として、モントレイルのトレイルランニングシューズが贈られた。そして、主催のNPO法人「スポーツエイドジャパン」の舘山さんの「地元埼玉県、奥武蔵、奥多摩のコースを利用したレースを中心に開催しています。今日は、風が強かったのですが、心配するほどではなく、記録は過去4回で2番目というものでした。来年もトレイルランニングレース3つを予定しています。雁坂峠越え140kmというレースもやる予定です。ぜひチャレンジしてください」というコメントで大会すべてのスケジュールが終了した。選手のみなさん、主催者・スタッフのみなさん、素晴らしい大会をありがとうございました。
Text & Photo by Yuasa Yosuke
【参加者のコメント】
*男子優勝の石黒 崇さん
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ふだんはロードレースに出ています。次はホノルルです。
―――なぜトレイルレースに?
バランスのいい筋肉をつけるためには、山道を走ったらいいと聞いたので、興味があって、初めて出てみました。
―――実際に走った感想は?
トレイルの下りで、ものすごい速い選手がいて、天狗みたいだった。下りは怖かったですね。でも登りでがんばって抜いて、優勝できました。
*女子優勝の松浦 真由美さん
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マラソン歴は7年くらいです。ふだんはロードレースばかりですが、今年は「山レース」に挑戦の年と思って、春の野辺山のレースから、北丹沢、ハセツネと出場しました(ハセツネは11時間40分)。ハセツネは完走したときにはあまり感動はなくて、初めてだったし、なんで夜ゴールなのかと思っていましたが、ゴミ拾い(清掃登山)なんかも参加して、いろいろな人と知り合って、それぞれの参加者が自分を試せる大会だということに気づいて、後からハセツネのよさが分かった気がします。
男子2位の佐藤 英人さん
僕が第1回に出たときは、ランナーばかりの大会でしたが、今回はトレイルラン系の方も増えてきたように思います。正丸峠~子の権現はいい感じのコースですね。レースペースで通過してしまうにはもったいないと思いました。あらためて、この周辺をゆっくり走ってみようと思っています。
男子3位 の田所 真之さん
チーム野獣でトレイルランを中心にチームで楽しんでいます。今年は、富士登山競争、ハセツネにも出ました。おんたけのスカイランナーにも出ました。あれはきつかったです。でもまた出ます。
ハセツネ最高齢完走者の宮本 實さん
(最後から2番目の3時間25分でゴール)
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松浦さんとハセツネの表彰式で会ったんです。松浦さんは? 優勝? すごいねえ。速いんだあのひと。(URLが記載されているアドスポステッカーを手にして)74歳だし、パソコンもケータイももっていないから、(アドスポのウェブサイト)見られないんだよね。舘山さんの大会はいいね。またきます。あんたもハセツネでたの? 去年? 今年でたらよかったのに。また来年出たらいいよ。
※コースの構成上、トレイルでの撮影ができませんでしたが、参加者の数名から、伊豆ヶ岳からの富士山の眺めがきれいだった、というコメントをいただきました。
【リザルト(上位入賞者)】
●女子44歳以下の部
1松浦 真由美 埼玉県 白岡夜人走遊会 1:53:54
2浜田 陽子 東京都 走快ねっとRC 2:02:30
3大谷 麻衣 埼玉県 2:04:27
4千葉 香織 東京都 2:08:52
5松田 珠子 神奈川県 2:15:57
6芝田 啓子 東京都 神田山の会 2:16:07
●女子45歳以上の部
1高木 圭子 東京都 1:57:45
2法領田 恵 群馬県 2:15:52
3生方 理和 埼玉県 2:17:43
4秋山 玲子 東京都 武蔵ウルトラマラソンクラブ 2:22:43
5関口 芳子 埼玉県 所沢わかさ走ろう会 2:22:51
6中山 けい子 埼玉県 2:29:02
●男子39歳以下の部
1石黒 崇 埼玉県 空自入間 1:29:05
2佐藤 英人 埼玉県 happy trails 1:31:33
3田所 真之 千葉県 ち~む野獣 1:32:05
4岡本 康 埼玉県 埼玉県西部消防 1:32:28
5辻 美智博 埼玉県 越生七福神TC 1:38:42
6清水 貢 東京都 1:42:07
●男子40歳代の部
1林 幸男 群馬県 秩父生コン高崎 1:38:15
2斉藤 光広 埼玉県 越生七福神TC 1:40:01
3村田 一則 千葉県 気象庁 1:41:59
4高橋 勝 埼玉県 八千代工業 1:44:53
5高木 幹生 埼玉県 チーム みきお 1:49:19
6田原 浩司 埼玉県 AC 101 1:53:26
●男子50歳代の部
1佐藤 幸男 埼玉県 YKT㈱ 1:44:57
2井口 明 千葉県 神宮AC 1:50:15
3汐田 建治 埼玉県 瀬里菜クラブ 1:52:20
4三上 一信 埼玉県 共立女子大JC 1:52:58
5石浜 洋一 埼玉県 走翔 1:55:10
6鈴木 富士雄 群馬県 フジエンジニアリング 1:57:38
●男子60歳以上の部
1根本 利勝 埼玉県 川越石原創美走 1:54:06
2蛭子 毅 埼玉県 狭山走友会 2:06:14
3中島 邦男 埼玉県 神川 山歩きの会 2:07:54
4松澤 安一 埼玉県 2:13:30
5小町 政幸 埼玉県 彩湖RC 2:13:45
6渡辺 靖夫 東京都 羽村マイセルオート 2:14:38
【大会概要】
主催:NPO法人スポーツエイドジャパン
協力:武蔵ウルトラマラソンクラブ
特別協賛:モントレイル(ハワード、コロンビアスポーツウェアジャパン)、ひだまり山荘
コース概要:クロスカントリー17km
カテゴリー:男子・高校~39歳、40歳代、50歳代、60歳以上の部
女子・高校~44歳、45歳以上の部
コース:西武秩父線・正丸駅前~正丸峠~伊豆ヶ岳~天目指峠~子ノ権現~国道299号線~正丸駅前(高低差約600m)
リンク:
NPO法人スポーツエイドジャパン
http://sportsaid-japan.maxs.jp/
武蔵ウルトラマラソンクラブ
http://www.geocities.jp/dyxtx007/2002mumc.htm
モントレイル(Montrail)ハワード
http://www.haward.co.jp/montrail/
コロンビアスポーツウェアジャパン
http://www.columbiasports.co.jp/
ひだまり山荘
http://www.cr9000.com/hidamari.html