2006年12月14日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

北アルプスの最南端、乗鞍岳(標高3,026.3m)を臨む乗鞍高原。スノーフィールドとしても人気の高い乗鞍高原にて雪崩講習会(アバランチ・ベーシック・トレーニング)が開催される! スノーシーズン突入間近だが、まずは自身のリスクマネージメント力も高めておきたい。
積雪期の山の代表的なリスクとして雪崩がある。今回、講習会が開催される乗鞍高原には、乗鞍岳という最高のバックカントリーエリアが広がっており、雪の世界を楽しむ人に人気かつ最適なフィールド。とはいえ、このフィールドをより広く楽しむために、万一に備えた知識や技術は習得しておきたい。今回の講習会の目的は、雪崩に対する事故防止や事故時に生かせる知識と技術を深めること。本講習会は、北海道から雪崩事故防止研究会の樋口和生氏を講師に向かえ、雪崩に対する実践的な知識と事故対応技術の習得を2日間の講習で学ぶものだ。興味のある人は、ぜひ参加されたし!
樋口和生氏プロフィール
北海道を中心に活躍する山岳ガイド。登山者教育にも力を入れ、登山の技術や知識、山岳環境の保全に関する各種講座・講習会を開催している。雪崩事故防止研究会の設立メンバーで、登山者、スキーヤー、スノーボーダーなどの雪山愛好者や雪山救助に携わる人たちに、雪崩の科学的な知識と救助技術の普及啓発に努めている。NPO法人北海道山岳活動サポート代表。雪崩事故防止研究会事務局長。(社)日本山岳ガイド協会雪崩検定員。北海道山岳ガイド協会理事
【講習会要項・問い合わせ】
●開催日:2006年12月26(火)~27日(水)
●開催場所:長野県松本市安曇乗鞍高原 ふれあいパーク及び乗鞍高原周辺
●参加費:18,000円(2日間)講師費、会場費、器材費を含む
※昼食弁当600円で手配可能。事前の申し込みが必要
●講師:樋口和生(雪崩事故防止研究会事務局長、(社)日本山岳ガイド協会雪崩検定員)、飯田 肇 (立山カルデラ博物館学芸員、日本雪氷学会雪崩分科会)
●参加定員:20名
●持ち物:ビーコン、プローブ、スコップ(登山用のものでなくてもOK)、スノーソー(または剪定用の片歯のノコ、刃渡り40cm程度)、『決定版雪崩学』(山と溪谷社刊/教本として使用)、屋外で長時間過ごせる服装(防寒服、防寒帽、手袋、オーバー手袋など)、昼食、装備一式の入るザック、行動中の飲み物、雪観察セット(10倍程度のルーペ、スノーゲージ)、カップ(室内講習中に主催者が用意する飲み物を飲むため)、山スキーまたはスノーシュー等雪山移動用の用具
※ビーコン・プローブ・スコップについては若干の有料レンタル品あり
※雪観察セット(10倍程度のルーペ、スノーゲージ)『決定版雪崩学』は、当日会場でも販売。雪観察セット「ゆきみちゃん」(開発:雪崩事故防止研究会)定価3,675円(税込)当日特別販売価格3,000円(税込)
●スケジュール:
26日(火)
9:00 集合 ふれあいパーク(松本市安曇乗鞍高原番所)
9:30~12:00 講義①セルフレスキュー②埋没可能性地域の推定③低体温症
12:00~12:30 昼食休憩(12:30より移動)
13:00~16:00 実技①ゾンデ捜索練習②ビーコン捜索練習
16:30~18:00 講義④雪崩発生のメカニズム
27日(水)
8:30集合:休暇村乗鞍高原(終日野外での活動です。昼食を持参ください)
9:00~12:00 実技③積雪断面観察④弱層テスト⑤雪中埋没体験⑥ゾンデによる人体感触体験
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~15:00 実技⑦セルフレスキュートレーニング少人数グループでの雪崩事故を想定した、実践的レスキュートレーニング
15:30~16:00 まとめ、質問、修了証
●主催:中部山岳ガイド協会(社団法人日本山岳ガイド協会加盟)
●協力:雪崩事故防止研究会
●申込・問い合わせ先:ODSS乗鞍上高地ブランチ 乗鞍高原乗鞍観光センター内
TEL&FAX 0263-93-1243
E-mail norikura@odss.co.jp