2006年7月14日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

去る7月8・9日に行われたラフティングの世界的なビッグレース「ユーロカップ」イタリア大会。ヨーロッパ遠征最後の試合として挑んだ日本唯一のプロラフティングチーム「ラフティングチーム・テイケイ」が、みごと総合優勝を成し遂げた。おめでとう!!!
ヨーロッパ勢を中心に世界の強豪が集結する世界最高峰のラフティングのリーグ戦「ユーロカップ」。1999年から世界大会を中心に世界に挑み続けている日本初かつ唯一のプロラフティングチーム「ラフティングチーム・テイケイ」が、この「ユーロカップ」イタリア大会にて総合優勝を遂げた。これは快挙! 監督浅野重人氏率いる「ラフティング・チームテイケイ」のみなさん、おめでとう!
強度の高いゴムボートで激流を下るラフティング。コマーシャル・ラフティングなどで経験された方は多いだろう。レース・ラフティングとは、そのラフトボートを使った競技で、2年に1度開催される「ラフティング世界大会」(『アドベンチャースポーツマガジン』2006に関連記事あり。コンテンツは→ http://www.adventure-sports-web.com/magazine/2006.html
参照)や「ユーロカップ」などをはじめ、世界の大きな大会では、ダウンリバー・スプリント・スラロームの3種目によって争われるのが定番だ。種目を簡単に説明すると、ダウンリバーが長距離タイムレース、スプリントは短距離タイムレース、スラロームは複数のゲートをパスしながら川を下るタイムレース(ゲートには、下流に向かって通過するダウンゲートと上流に向かって通過するアップゲートの2種類があり、ゲートに触れたり不通過の場合、タイムが加算される)だ。「ラフティングチーム・テイケイ」が優勝した「ユーロカップ」も競技種目はこの3種目で、世界の強豪17チームが2日間にわたり激しいレースを展開した。
結果、「ラフティングチーム・テイケイ」は、全17チーム中、ダウンリバー2位、スプリント2位、スラローム3位。すべての種目のトータルで、総合優勝を果たした! ほんとうにおめでとう!
優勝した「ラフティングチーム・テイケイ」のメンバー(敬称略)。
上左から、高畑将之、小林靖央、富田寛之、池田拓也
下左から、藤田大吾、浅野重人、鈴木達也
以下、監督の浅野重人氏からのメッセージを紹介しよう。
「今回は大会5日前から現地入りし、川のビデオを撮影してのイメージトレーニング、シュミレーション練習、体調管理等の調整を行いました。ダウンリバー競技は1時間10分の長距離レースで、地の利のある地元・イタリアに続いて2位を獲得。スプリントでは気持ちを強く持って挑み、1秒差でスロバキアに続いて2位を獲得しました。スラロームはドイツ、チェコのあとに3位に入りました。総合では3種目すべてにおいて3位以内の成績を残した「チームテイケイ・日本」が優勝することが出来ました! 遠征最後の試合でも決して集中力を切らすことなく挑み、結果を残すことが出来ました。
今回のヨーロッパ遠征を通して、世界のトップに立つためには肉体的にも、精神的にも、技術的にも沢山の課題が見つかりました。必ずや課題を克服して、来年の世界大会では表彰台の頂上に日の丸を掲げたいと思います。
皆様のご支援、ご声援に感謝いたします! ありがとうございました!」
「世界大会」代表選考会を兼ねる「ラフティング・ジャパンカップ」が今年から始まった日本ラフティングレース界にとって、今回の結果は最高の栄誉であり、次のステージへの大きなステップとなるはずだ。また来年韓国で開催される「世界大会」での「ラフティングチーム・テイケイ」そして日本のチームの活躍を期待したい。そして近い将来、「世界大会」が日本で開催され、日本のチームが「世界大会」で優勝する日を楽しみにしたいと思う。
● ラフティングチーム・テイケイHP
http://www.race-rafting.jp/
* 7月16日発刊の日刊スポーツ本紙特集ページ「おやじ定年60歳 後藤新弥のスポーツ&アドベンチャー」にて本レースの速報記事を掲載予定。また発刊直後には、「日刊スポーツ・コム」内(http://www.nikkansports.com/sports/goto/sports-adventure/top-sports-adventure.html
)にも掲載される予定。ぜひ、ご覧下さい。