2006年6月 7日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

去る5月27日(土)、ラフティング世界大会出場権を得られる国内予選大会「ラフティング・ジャパンカップ」第2戦が群馬県利根川上流域(みなかみ町)にて開催された。観測史上稀に見る積雪により、降下コースがワールドクラスの激流へと変貌!
今年より始まったラフティング界の新レース「ラフティング・ジャパンカップ」が群馬県みなかみ町で開催された。日本屈指の激流地帯に数えられる利根川上流域では、今年の記録的な積雪によって例年以上に大量の雪解け水が流れ込んだ。この時期、川の難易度はワールドクラス(ゲレンデのトータル難易度は、クラス4前後。水量によっては、個々の瀬の中にクラス4+も出現する)へと変化するのも利根川上流域(水上)の醍醐味でもある。
今回はカップ戦の第2戦目としてタイムトライアル方式を採用。スプリントやスラローム競技とはひと味違って、増水時のスリリングなダウンリバーが展開された。増水によって、利根川でのトレーニング降下もままならない状況であったが、最難関エリア(諏訪峡)を大会コースから外し、ひとつ上流エリア(水上峡を中心としたエリア)にコース修正がなされた。

コースが修正されたとは言え、流量は多く、流速も速い。ひとつひとつの瀬がひとまわりもふたまわりも大きく感じられる。目前を漕ぎ抜ける選手たちは脇目もふらず、目の前の瀬、その次の瀬に集中した(なかには、にこやかに笑っている選手も!)。川岸には、翌週開催の「日本リバーベンチャー選手権大会」の運営スタッフがレスキュー体制を敷くなど、万が一の事態にも対処する。結果、選手のレベルが高いこともあるが、レース中に転覆する艇もなく、ジャパン・カップ第2戦は無事に終了した。記録的な増水時の激流をみごと漕ぎ抜いた選手に拍手を贈りたい!
ラフティングレース界に新たな風を吹きこんだ「ラフティング・ジャパンカップ」。国内初のカップ戦として、既存のラフティングレースと同日に開催されるジャパンカップは、レース界を底上げする存在として注目である。
*カップ戦は、年間全6戦を予定。第3戦スラロームは長野県明科町前川にて8月5日(土)、第4戦ダウンリバーは長野県天竜川にて9月9日(土)、最終戦の総合レースは岐阜県長良川にて10月7(土)〜9日(日)に開催される。いずれも日本代表をかけた熾烈な展開となる重要なレース。来年の世界戦にむけて、日本のラフティングレース界がさらに熱くなる!
Text & Photo by Kashiwakura Yosuke
【リザルト】
●R6男子
1位 テイケイラフティングチーム 10分58秒
2位 RC保津 11分29秒
3位 トリッパーズ 11分47秒
●R6女子
1位 WaterLily 12分44秒
●R4オープン
1位 一橋大学ストローム会 11分33秒
2位 横山もっちりーず 12分08秒
3位 KOCCI 13秒19分
ヤングフラワー棄権
●R6オープン
1位 あけぼの塾 11分56秒
2位 Noah(ノア) 11分57秒
【レース詳細】
「ラフティんグ・ジャパンカップ」に関する詳細は、以下まで。 ●日本ラフターズ協会HP
http://www.scn-net.ne.jp/~rafting/
●ラフティングチーム・テイケイHP
http://teikei.race-rafting.jp/