2005年10月21日 投稿者: アドベンチャースポーツマガジン編集部

10月16日(日)、前日夕方から降り続いた雨が、スタート直前まで降り続き、前週行なわれた「日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)」同様、ウェットなコンディションのなか、10km、18kmのコースでトレイルランニングの大会が開催された。
首都圏からアクセス抜群の高尾山で開催される本レース、今回591名の選手が出走
した。天候は朝からあいにくの雨模様、時おり激しく降るといったコンディション
だったが、ランナーの熱い思いが伝わったのか、スタート前にピタリと降り止み、
レースをするうえでは快適な気温になった。
受付時、後援しているパタゴニアから、参加者全員にパタゴニア製オーガニック
コットンの参加記念Tシャツが配布され、さっそくTシャツを着て走る選手もいた。
また、レース前には天狗様による安全祈願もあり、スピードだけ競われる大会とはひと
味違うところが、「高尾天狗トレイル」の魅力でもある。そもそも本大会は、圏央道
の建設に伴い、高尾山周辺の自然環境や地域社会が大きく変わろうとしていることに
一石を投じよう、という活動を続けている「エコアクション虔十の会」が主催してお
り、これに賛同した「高尾山の自然をまもる市民の会」「八王子城とオオタカを守る
会」がバックアップをしている。そんなことから本大会のコンセプトには、ただ走る
というだけにとどまらず、高尾の自然に飛び込み、触れ、そのすばらしらを感じてほ
しいという思いが込められている。会場には 「市民の会」の署名ブースや「八王子
城とオオタカを守る会」のブースもある。そのほか、やきそば、トルコ料理などの出
店もあり、イベントとしてもかなり盛り上がっている。また大会運営もコンセプトに
賛同したボランティアスタッフに支えられ、とてもホスピタリティにあふれる内容。
高尾山トンネル工事への反対署名に202名、国交省への意見書が123通も集まるなど、
大会コンセプトが多いに反映されていた。
「高尾山天狗トレイルの魅力は、なんと言っても都心から一時間足らずでありながら
素晴らしいフィールドを提供してくれる高尾山の自然そのものです。高尾山に惹か
れ、守りたいという思い、高尾山で楽しんでいただくことで、その大切さをみんなに
知ってもらいたいというスタッフの熱い思いと、アットホームな手作り感が天狗トレ
イルに命を吹き込んでいます。来年も再来年も、できることなら次の世代までずっと
高尾山でトレイルランが楽しめるよう、スタッフ一同、高尾山を守り、大会を育んで
いきたいと考えています。来年も高尾山で会いましょう」と主催者代表の坂田さん。
雨の中出走した選手のみなさん、お疲れさまでした!
【問い合わせ】
主催:高尾山天狗トレイル2005実行委員会
エコアクション虔十の会
http://homepage2.nifty.com/kenju/
後援:パタゴニア日本支社、山本光学、ゴールドウイン、日本ネスレ株式会社、日本製粉、ポプラ印刷
【リザルト】(*主催者発表 上位3位)
● 10km男子15-35歳の部
1位 門井 慎 0:57:26
2位 白戸 伸尭 1:00:37
3位 菊地 慶一郎 1:04:09
● 10km男子36-49歳の部
1位 山崎 博之 1:04:43
2位 日巻 嘉穂 1:05:20
3位 赤坂 俊浩 1:09:29
● 10km男子50歳以上の部
1位 吉田 尚弘 1:10:58
2位 青木 伸昭 1:15:24
3位 畠山 章 1:17:37
● 10km女子の部
1位 横澤 トシ子 1:13:35
2位 小西 雅子 1:18:39
3位 落合 さえ子 1:24:38
● 18km男子15-35歳の部
1位 福谷 公宏 1:54:11
2位 廣世 丈 1:55:12
3位 井上 誠一郎 1:55:12
● 18km男子36-49歳の部
1位 小林 伸吉 1:45:08
2位 斉藤 正教 1:54:13
3位 日野根 義則 1:54:35
● 18km男子50歳以上の部
1位 藤井 久雄 1:56:05
2位 小尾 俊一 2:17:46
3位 山崎 直一 2:23:43
● 18km女子
1位 坂上 みゆき 2:12:48
2位 船橋 緑 2:16:35
3位 篠田 典子 2:32:17
● パフォーマンス賞
松村 阿季
本間 優子
*全身ペイントで高尾の森を走り抜けた両選手に拍手!
● 最高齢賞
角張 守太郎(73歳)
* 10kmの部に出走、2時間01分43秒でみごと完走!
この記事へのコメント (1件)
投稿者: 塩谷 晃生 | 2005年10月26日 12:09
今年初めて参加しましたが、最高の大会です。こんなにも壮大なコースを走ることができて、大満足です。今年は様子見でしたが、来年はもっと上をねらいます。
必ず、来年も参加しますので是非開催して下さい。また、高尾の自然を守る趣旨には賛同いたしますので、今後も応援します。